関節リュウマチ

関節リュウマチとは、関節が炎症を起こし、軟骨や骨が破壊されて関節の機能が損なわれ、放っておくと関節が変形してしまう病気です。 腫れや激しい痛みを伴い、関節を動かさなくても痛みが生じる点で、他の関節の病気と異なります。 手足の関節で起こりやすく、左右の関節で同時に症状が生じやすいことも特徴です。
症例別特性と住環境

関節に負担をかけない環境の登備が基本!
家具や生活用品について「固い」「重い」を避け、歩行、車いすともに少しの段差でも痛みを引き起こすため、段差を解消する。
関節痛で、握力がない場合、机やいすに肘から先の腕全体で立ち上がれるアームの設置。
長時間立てない場合、キッチンには椅子を設置、座って作業ができるよう工夫。
関節に負担がかけられない場合、ドアノブ、水道栓はレパー式や棒状に変更。
トイレの使用が困難な場合、補高便座を導入するか、便座の高い身体障害者用便座を導入。
お尻が更けない場合は温水洗浄便座を導入。立ち上がり用の手すりの設置。
入浴が困難な場合、関節が十分に曲がらないなら、長めの浴槽に変更もしくは深めの浴槽の中に椅子を設置。
また、移乗用に手すりを設置。洗体用には長柄つきブラシを使用。
衣服着脱が困離な場合、ボタンエイドやソックスエイドなどを設置。