脳性麻痺

脳性麻痺とは、母親のお腹の中にいる間から、生後4週間までの間に発生した脳への損傷によって引き起こされる運動機能の障害です。 進行性疾患、一過性の運動障害や、将来正常化すると予測されるような状態では、脳性麻痺には該当しません。 脳への損傷の主な原因としては感染、低酸素、脳血管障害、核黄疸などが挙げられます。
症例別特性と住環境

【幼児期】
体重が20キロを超え抱き上げがつらい場合、天井走行式リフトを導入。
車いすやバギーで出入りするためのスロープや段差解消機を導入し、床をプローリングに変更、廊下の段差をなくす。
【青少年期〜中・高年期】
座位移動ができる場合、トイレや浴望など上下の物動が必要な個所でリフトを利用する。
座位移動ができない場合、ベッドからの移動や車いす移乗の場合にもリフトを利用。