脳血管障害

脳血管障害とは脳卒中とも呼ばれ、脳の血管が破けたり詰まったりして、その先の細胞に栄養が届かなくなり、脳の働きに障害が起きる疾患です。
症例別特性と住環境

【屋外歩行レベル】
生活は1階スペースにし、床は滑りにくい材質に。
立ち座りのための手すりと、家具の安定。
玄関の上りまちの段差をなくすための式台を設置。
戸は引き戸へ、廊下との段差を解消。
トイレは、低い便座を避け、便器の両側にL字の手すりを設置。
浴室移動に横手すりを設置、浴槽の縁高を400mm程度に。また、浴室の脇に浴槽の縁と底面が同じ高さにするための入浴用いすや移乗台を設置。
【屋内歩行レベル】
上記に加え、起き上がりが困難な場合は特殊寝台を導入し、ベッド用の手すりを設置。
玄関土間や廊下には腰掛け台を設置。
入浴時介助が必要な場合、洗い場のスペースを広げ、介助スペースを確保する。
【車いすレベル】
玄関先へスロープや段差解消機を設置。
移乗しやすい特殊寝台やリフトの導入。
廊下段差の解消と、幅員確保。
ポータブルトイレ導入。