〝ウタで世界がつながる、ウタで世界が広がる〟
このすまふくでこれからコラムを担当することになりました、シンガーグループ『human note(ヒューマンノート)』のリーダー寺尾仁志です。僕自身はアカペラグループやゴスペルグループでの活動を経て、シンガーソングライターとして活動をしていました。その中で出会ったhuman note。今日は初投稿ということもあり、まずはご挨拶も兼ねてhuman noteについてご紹介したいと思います。
human noteは2007年結成。年齢、職業、環境を超え「歌うことが大好き!」「自分の歌で誰かを幸せにしたい!」というメンバーが集まっています。歌っている楽曲は、中西圭三・平義隆・広沢タダシ・光永亮太など、日本を代表するアーティストから提供を受けたオリジナルソングを中心に、クワイア(聖歌隊)スタイルで歌っており、今までシングル2枚・アルバム2枚のCDをリリースしました。
主な活動は、自主公演や各種イベント出演・メジャーアーティストとの共演などアーティストとしての活動の他、学校や病院への訪問コンサート、また国内の災害で被災された方々に対し歌を通じた社会活動、またケニア・タンザニア・ニューヨーク・ネパールなど、海外の様々な国でも歌のチカラを届ける活動を行っています。

『Give Happiness 〜幸せは届けるほうにこそ届けられる〜』
これはhuman noteが活動する上で大切にしている想いです。
〝human note〟という名前の由来は、human note=人間の音、です。人はどうしても歌を誰かと比べたり、年齢を言い訳にしたり、さらけ出すことを恥ずかしがったりします。
だからこそ「一人ひとりが持つ、素晴らしい音(声)を使って、何百人、何千人で歌っていてもあなただけの音を奏でて欲しい。〝私はここに居る〟と凛々しく歌ってほしい。あなたの声は世界であなただけのもの。その素晴らしい声を磨いて誰かを元気にしてあげてほしい。人前で歌うならば全ての言い訳を捨てて、時には自分と向き合い、目の前の人を喜ばす気持ちを大切にステージに立ってほしい。そして、そんな素敵なあなたにあなた自身が出逢ってほしい。」
そんな願いと想いを込めてhuman noteと名付けました。

human noteメンバーのほとんどは、歌を生業としているプロの歌手ではありません。あなたと同じように日々仕事や子育て、親の介護等で悩みながら、歌のある生活を送っています。中には、うつ病やパニック障害、がんなどの病と闘っているメンバーもいます。医学的に証明される訳では無いですが、「歌があったからそんな苦しみから開放された!」と伝えてくれる多くの仲間がいます。
そんな我々だからこそ出来る、「当たり前」を失った方々と共に歌う事。「頑張って!」だけではなく「一緒にがんばろう!」を伝えられる事がたくさんあります。
僕がhuman noteで経験した様々な体験。大笑いした事、ビックリした事、涙を流した事、奇跡のような事・・・。これからこのコラムでご紹介していきたいと思います。お付き合いよろしくお願いします。